児玉宅の裏庭駐車場でミニ観望会(15cm対決)をやりました。

このところシーングが良いので、授業後は仕事そっちのけで、撮像と画像処理に励んでいます

集結したのは、左から経緯台に載った白い鏡筒が15cm星野鏡F8(児玉)
その右の黒い鏡筒が池田さんの15cmマクストフニュートンF6
真中の象牙色の鏡筒は横山さんが持ち込んだ21cmF7。
赤道儀はなんんとミカゲの据え置き型
です!

熊原さんは今回は忙しくて、仕事の合間に本人だけで駆けつけました。熊原さんのタカハシ16センチニュートンともそのうち対決したいです。

右端は15cmマクストフカセグレン(児玉)です。

池田さんのロシア製マクストフニュートンは高倍率でもコントラストも良く、 シャープでした。

今年の夏の火星観望会でも森川先生のジンデン鏡15cmF8と並んで
一番良く見えるとの評判でした。

星野鏡は焦点距離が1280mmで、オルソ4mmをつけ320倍でもシャープに見えます。
15cmというのは口径が小さいためにシーングの影響を受けにくいのでしょう。
また、F8は光軸がほどほどに合っていれば良く見えます。

この西村の経緯台はJohnsonianのプラットフォーム赤道儀の上にコンパネを置いて、その上に載せて追尾しました。

ところが西に傾いた土星を見ていた時は良かったのですが、
南中付近の木星を見ると、モーターのパルス振動が顕著に出ました。

この製品はパルス振動が出るというので、振動数を上げた、改良品のICチップをサービスで送ってきてくれました。それに取り替えているのですが、
これでは軽い望遠鏡に高倍率では使い物になりません。

眼視する一方で、15cmのマクストフにToUcamを付け、
撮像してその場でRegistaxによる画像処理をし、模様の確認をしました。

以前から問題だったのですが、私の撮った画像はモノクロのように色彩がありません。横山さんが横から見ていて、「saturationが一杯にしてないが」と一言。

「ガーン!それって、真ん中じゃあだめなの?」なるほど右一杯にすると天然色になりました。Registax処理のFinalでもsaturationがあったので右にずらすとカラフルになりました。どうりで、夏の火星の時から私の画像は単色でした。

横山さんの赤道儀は、インチネジで組み立てに大苦労。
しかし、苦労のかいあって、据え置き型の実に安定した動作でした。やはり望遠鏡はずっしりと重いのがいいですね。翌日は自宅でさらに光軸を調整したところ、
なかなかシャープな像が見えるようになったそうです。

木星画像:15cmのマクストフカセグレンにペンタックスXP24oで拡大、ToUcam で撮像。

赤道儀はタカハシのP2S
(この赤道儀は2倍速しかないがパルス振動とは無縁)。

 

2004年3月13日23時35分

13日は大赤斑が見えていました。1200枚中1000枚スタック。しかし
思ったほどシャープには撮像できませんでした。



2004年3月14日22時53分

翌14日にもシーングが良かったので、1500コマ撮像して撮りました。そ
のうち1300枚をスタック。
月惑星研究会のホームページの画像と比較してみましたが、ちゃんと同じものが写っ
ていました。

2004年3月15日23時05分

更に15日にも1500コマで撮りました。 3回撮像したのですが、1回目はまだ鏡筒が
温度順応していなかったのか、まったくダメな画像でした。

2回目、3回目と良くなりました。 オートでアラインをかけたままで寝て、 翌朝起きてからウエーブレット変換をしたら、 細かい模様が浮き出て、感激しました。つい、過剰な処理になってしまいましたが・・・ しかし15cmでここまで写るとは、いい時代になったものです。

笠井トレーディングで台湾製の15800円の15cmF8の ミラーを買ったのですが、
まだ組み立てていません。 星野鏡のF8が手に入ったので、製作は一休みです。
 どれくらい見えるのか、そのうち確かめてみたいと思います。

2004年3月16日24時19分

 2日前の14日とほぼ同じところです。
 模様が変化しているのがわかります