アストロクラブふくやま 小川和己
オーストラリア・セデュナ皆既日食 No.2
皆既4分前、奇跡的に晴れたオーストラリア皆既日食

バスで当日現地のセデュナ入りしました。中央手前の二連望遠鏡は後ろのパラボラアンテナ付きの車につながっていて、日本人のスタッフが日食の中継をしていました。
たくさんの人たちが集まってきました。
ロープの手前の撮影場所に入るには通行証が必要で、
場所代は一人5000円だったそうです。

現地では村山定男さん、広瀬さんなど、たくさんの顔なじみに会いました。九州の松本さんには、昨年の私のアフリカ日食の写真が表紙になったお祝いを言っていただきました。
かなり寒くて風も強く、
長袖の服を重ね着してしのぎました。

ご覧の通り雲が多く、

皆既の時に晴れるかどうか予断を許しませんでした
雲を通してかなり欠けた太陽が見えています。西空ですので、下から欠けてきます。

 

 

 

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皆既4分前、
奇跡的に雲の間から太陽が見えました。第二接触です。

高度8度。
風が強かったので、今回はベルビアを使用せずエクタクロームのE100SVで撮りました。

風景を入れた写真を今まで撮ったことがなかったので、今回はペンタックスのズームレンズ24ー90mmを50mmで使用しました。

しかし何を間違えたのか絞りをF16まで絞っていました。
露出はオートだったので第二接触でシャッターを押したら、

開きっぱなしになって当分戻りませんでした。
さいわいブレずに撮れていたからよかったのですが、そのためわずか30秒の皆既は撮り逃してしまいました(残念!!)

しかし長時間露出のおかげで右下には人影が写りひと味違った写真ができました。
(カメラはペンタックスLX、ケンコーのスカイメモ赤道儀使用)
今回はアストロクラブのスタビライザー付き双眼鏡を借りていたので、
皆既が始まると同時にその半分の15秒近くを観望に専念しました。

プロミネンスは上下(東西)に出ていました。
コロナの形は昨年のアフリカ日食を少し扁平にした感じです。

地平高度わずか8度でも透明度が良いせいか、コロナは赤く染まらず、白く見えました。

高倍率防振双眼鏡の威力でコロナの微妙な濃淡が良くわかりました。



(ペンタックスMZ3、シグマズーム70mm-300mm、100mmで使用、F16、自動露出、エクタクロームE100SV, ケンコー・スカイメモ赤道儀使用)

 

 

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皆既食が終わりました。

ダイアモンドリングの光が雲の間から黄金色の光となって拡がっています。

皆既日食は何度見ても感動的で、毎回違った姿を見せてくれます
今回は初めて望遠鏡を使わずに、写真レンズで撮影しました。


絞りすぎて皆既前後は4枚しか写真が撮れませんでしたが、

ダイアモンドリングに絞りの生み出す長い光条が付いて良い記念の写真が撮れました。

帰りにはシドニー湾のナイトクルージングを満喫しました

 

 

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