観測史上3番目に大きな太陽フレアーを
起こした黒点の画像 児玉英夫
2003年10月28日
2003年10月28日に観測史上3番目に大きな太陽フレアーを起こした黒点の画像です。
爆発は世界時で28日の11:12、(日本時間で28日の20:12)に起きました。爆発は黒点がまともに地球の方を向いていたために
北海道はもちろん長野県でもオーロラが観測されました。
私は偶然、10月24日の出現の時からこの黒点を撮影していました。
この巨大黒点はその後も更に成長を続け、11月4日には太陽観測史上最大の爆発を起こしました。
28日の爆発規模がX-17.2で、それまでの最高記録がX-20だったのですが、11月4日のものはX-28でした。
さいわい、黒点が太陽の縁まで移動していたので、地球にたいした被害はありませんでした。
望遠鏡は口径ビクセンFL-102(口径102ミリ、焦点距離900ミリのフローライト屈折)。
カメラはPhilips ToUcam Pro. いずれもシーングがひどく悪かったので、30秒露出で450枚の画像をRegistaxで画像処理しました。
一つ一つのコマを見ると黒点の形がひどく歪んでいます。しかし太陽の変化は速く、
もっと短時間で撮影すべきものかも知れません。
10月24日14:20 大黒点が太陽の縁から見えてきました

10月25日15:36 画像処理の失敗で全体に粒模様が出てしまいました

10月26日09:30 朝の方がシーングが良いかもと思って撮影しました

10月27日14:16 黒点が巨大になって画面に入りきらなくなりました

10月28日14:07 この6時間後に記録的な大爆発が起きました。

10月27日14:25 2倍のテレプラス1個で焦点距離1800ミリ、露出は1/1000秒
(黒点全体が入り切らなくなったので、途中で撮影し直しました)

10月28日09:45

10月28日14:16 28日には午前と午後の2回撮影しました

10月29日10:19
