デジカメ対決 

FUJI FILM FinePix2300 VS  FinePix 4700z

3月1日に発売開始されたのですが、手元に届いたのが4月終わり。

前作のFine Pix 2700が
1/2インチインターライン方式230万画素(総画素)・正方画素原色CCD
1/1.7型 スーパーCCDハニカム 原色フィルター(総画素数:ハニカム配列の240万画素)

と言うことで 画素数はそれほど増えていないんですね(@_@)
ただ、スーパーハニカム構造とか言うCCD配列を取っているため、
画素数は2400×1800ピクセルの画像が撮影できる。

サンプル画像は私の会社の窓から駐車場を撮影しています。

元画像は JPEGでそれぞれ820キロバイト・1650キロバイトあります
当然画像の大きさが倍半違いますから比較のため、同じ大きさに揃えました。

Fine Pix2700

Fine Pix4700z

まず、すぐにわかるのがフェンスの金網や道路の白線のギザギザが
4700の方はすっきりきれいな線になっていて、「さすが!」と思いますし、

この写真ではよくわかりませんが、全体の色のノリはびっくりするほど色が出てくれます。
室内で撮影すると かなり暖色系のピンクっぽい画像に仕上がります。意識してホワイト
バランスをそうしているように感じます。(おそらく原色フィルターの効果)

さて、肝心の天体画像ですが、右側が新製品の方です。

Fine Pix2700

Fine Pix4700z
これではよくわかりませんね。拡大をすると

このように CCD性能他、測光方式が、マルチ・スポット・アベレージと選べる分
Fine Pix4700zの方がずいぶんラクチンでベスト光量がつかめます。
明るい部分も暗い部分も しっかり出ています。また、CCD感度も
ISO200/ISO400/ISO800と、選べるが高感度だと、粒子が荒れてしまいます
撮影者:石井照章(ishii@onomichi.ne.jp) 撮影日時:2000年5月8日午後8時頃

FUJI FILM Fine Pix2300 撮影データ:ビクセンFS102S アイピース:20mm
ミードデジタルカメラアダプター使用 明るさ:−0.9 他は選べない

FUJI FILM Fine Pix4700z 撮影データ:ビクセンFS102S アイピース:20mm
ミードデジタルカメラアダプター使用 フォーカス:マニュアル 測光:スポット
明るさ:−1.5 ホワイトバランス:日中撮影モード 

最後に、この月面写真のフルピクセル画像です 大きな画像ですからご注意下さいね

Fine Pix2700(79キロバイト)

Fine Pix4700z(104キロバイト)

出宮先生の ニコンD-1による月面画像を手配しています。
総画素数274万画素大型原色CCD と言う ニコンD-1比較を
近く、やってみたいと思います。