JTBショー2001(天体望遠鏡&双眼鏡ショー)

石井 照章

今年も、JTBショーへ広島から参加をしてきました。
今年は昨年の面積の半分しか出展スペースが無く たいへん寂しい天体望遠鏡のショーでした。
参加メーカーもなんだかとても少なくて、ざっと見て
旭光学・アストロ光学・ケンコー・タスコ・昭和・高橋製作所・中央光学・テレビュー・トミー・ニコン・ ビクセン・ビットラン・フジ・宮内
こんなもんだったと思う。いつも大きなスペースで楽しみにしていたミード・三鷹光器・国際光器・共栄産業・ヒューマンコム
などのメーカーさんや販売店は皆無。お値打ち品も当然見あたりませんでした。

土曜日午後1時到着。浜松町は飛行機で来るには立地として大変便利。毎年のように会場に入ってすぐがペンタックスのブース
鉄棒のような架台に屈折15センチはいつ見ても、良い。アストロ光学からは黄色い固定式のドームが印象的。

黄色い透明な外板はデモ用で、実際の取り付けには、遮光性の天板が付くらしい。「今年はエライ、なんだか寂しい展示会ですね」
「そうなんです。今年は会場費(参加費用)が増額されて、出展していない会社が多いみたいです」そんな会話をアストロの方とする。

(下)20センチのフローライト屈折。提げて見たがたいへん重い。

高橋製作所のブースには NJP赤道儀に天馬PCにを搭載し、30センチBRC鏡筒が乗っていた。鏡筒をのぞくと
以外に鏡が見渡せない・・・・

私の持っているNJPと、外観はもちろん同じだがギアーや駆動装置がまるで別物の架台に見えた

中央光学の赤道儀HG-35型。これは重そうだが 揺すってみてもビクともしない。ペンタックス以上の剛性があると見た。
しかし、これにニュートン式の30センチを取り付けると、2階に届きそうな鏡筒の先っちょへどうやって上がるのかものすごく気になる。
このクラスになると、一人での作業はチト無理だろうナァ・・・・
(下)コントローラーは洗練されたデザインで筐体の図体がでかいだけに とてもスリムに感じられた。
宮内の対空双眼鏡とケンコーの双眼鏡。宮内のが明るくて、解像度が高いようだ。双眼鏡もフローライトを使ってなかなかの出来具合。
一つほしくなった。

そのほか、ロシアの宇宙船ミールを追いかける事の出来る3軸式の経緯台に人だかりがあった。滞在予定時間を3時間取っていたが、
40分で全部見終えて、窓の外を見ると、

窓の外には汐止め跡地に建築中の東京ツインパークスのビルが見える。後ほどショールームへ出かけてみた。

今回は宿泊を上野にして 浅草見物や、銀座をうろついてきた。
夕食は、浅草にある「むぎとろ」と言うお店で食べた。むぎとろの料理説明-->>

宿泊先のホテルへ行くと 玄関を入ったなり、異様な臭いで気持ち悪くなる。
部屋まで一応上がったが、耐えきれずキャンセル 宿泊先を パークサイドホテルへ変更。

帰りの飛行機で、いつもより早く空港についていつもより早くチェックインを済ませると、
久々に窓際の席が確保できた。富士山がクッキリと見えた。