ホームズ彗星 つる仙人

話題のホームズ彗星ですが、27日より少し暗くなったような感じもします。
しかし、満月の直接の影響を受けない時間もできたお陰で、少し露出できるようになりました。

ただ、どう撮影していいのか?
いつものよく知っている彗星とは訳が違いますので、これでよいのか、納得感を得ることができません。

望遠鏡では同心円のコマが美しく見えます。

写真ではなく、見る彗星のような感じでしょうか。

しかし、こんな彗星は初めてで、宇宙は神秘が多いなあ、とつくづく感じます。

つる仙人撮影記録:ホームズ彗星(17P)
2007年10月28日 18時47分より87秒露出
ペンタックスSDUFUによる直焦点撮影 ニコンD50 ISO800
三原久井にて撮影
「データ」


何と、府中町の我が家からも実によく見えます。
肉眼でもはっきりと、双眼鏡では大きな面積を持った球が浮いています。
望遠レンズの固定撮影でもご覧の通りよく写ります。

つる仙人撮影記録:17P ホームズ彗星
2007年11月2日 21時33分 9秒露光
Aiニッコール200mmF4開放 ニコンD50 ISO800
自宅マンションから撮影

それにしてもでかくなりましたね。
拡散した分だけ、恒星状でなくなったせいか、写真では撮りやすくなってきました。
一方、望遠鏡の眼視では、大きさだけが目立って、内部構造がぼんやりとしてきました。

つる仙人撮影記録:ホームズ彗星(17P)
2007年11月3日 19時01分より140秒露光
ペンタックスSDUFUによる直焦点撮影 ニコンD50 ISO800
三原久井にて撮影


11月10日のホームズ彗星です。
透明度が悪かったのですが、よく見え、よく写りました。
それにしてもでかくなりました。
双眼鏡では巨大な球状星団のような感じになってきました。

固定撮影の方は、昇りくる雰囲気を出してみましたが、
雲が切れず、少々不完全です。

つる仙人撮影記録:
1枚目:ホームズ彗星
2007年11月10日 18時38分より4分露光
ペンタックスSDUFUの直焦点撮影 ニコンD50 ISO800
三原久井にて撮影