2002年 6月11日の部分日食

石井 照章
早朝と言う事もあり、勤務があると言う事で 15年ぶりの部分日食にチャレンジ
同じ時刻にテニアン島では皆既食帯となり小川さんが撮影している事でしょう。

前日に、デジカメCoolPix995のマニュアルモードで色々テストして最良の画像が撮れるモードを選択。
ニコンの10倍×70mmSP双眼鏡にアストロソーラーフィルターという
アメリカ製の一見、キッチンホイルと間違えそうな、フィルターをセロテープで止めて準備。

当日は、寝る前に「日が昇ったら目が覚めるよう、カーテンを開けて就寝」
朝日が顔に当たって5時50分に目覚めた。(やったぁ\(^_^)/晴れてるじゃん!!)

寝室でパジャマ姿のまま、三脚を固定しデジカメを接眼部に当ててシャッターを切り始める。

7時32分の太陽

テニアン島からのライブ中継を見ながら、
寝室の窓から双眼鏡を出して、撮影したが
薄雲がだんだん厚くなって来る、隙間を狙った。

デッカイ画像はこちら
7時35分の太陽

尾道での最大食の時間、ちょうど雲がかかり
ギリギリの薄雲を通しての撮影。
2002年6月12日の中国新聞のトップ紙面に掲載されました
新聞を見ながら中国新聞社尾道支部へ電話
9時7分
「はい!中国新聞社尾道支部です」

あのぉ・・・今朝の日食をカメラで撮影したのです
が掲載して頂けるのでしょうかぁ??・・・・

「どのような状況でしたか??」

はい、予報が雨というので諦めかけていたのですが何とか、良い写真が撮れました。

「解りました 後ほど電話をさせて頂きます」

と言う事で10時に取材をいただき、
その後5回ほど電話でやりとりをさせて頂き 掲載決定。

一面トップに掲載をして頂きました。

児玉秀夫

今朝起きたのが6時半。なんと!晴れ間が見えるではありませんか。
学校で日食投影を見ると言っていた娘をすぐ起こし、私は瀬戸観測所へ急行しました。

曇りか雨を予想して、何の準備もしていませんでしたが、ひょっとしてと思って塾に
転がっていた期限切れのリバーサルフィルム・プロビア100を持って帰っていました。

赤道儀に10センチ屈折を載せ、55ミリのNDフィルターX8とX400を付け、
焦点距離はテレコンバーターで1800ミリとし、カメラはニコンF801の自動露出です。

7時20分頃から日時を写し込みながら雲を通して撮影開始。食分最大の7時30分過ぎには、
幸運にも雲の切れ間から太陽が見えました。

その後また雲が厚くなり、日食の終わる8時半頃、又薄雲を通して撮影しました。
7時35分
7時40分
7時56分
8時29分
2002年6月12日の朝日新聞に掲載されました