時の記念日のための創作時計

2006年 からくり時計「万華鏡」創作時計NEW!!
向かって右側の灯籠のように見える部分が15分毎に
チャイムが鳴るときに廻ります。

綺麗に見えるのは薄くスライスした螺鈿(アワビ)を八面はめ込んでいます。

0.3mmの螺鈿材を一枚に付き四箇所溝をフライス盤で切ってはめ込んでいます

 

産経新聞・山陽新聞   中国・毎日・朝日の記載記事
テレビニュース(広島テレビ)
テレビニュース(広島ホーム)
テレビニュース(RCC中国放送)

2005年 からくり時計「ターン. ドール」創作時計
2004年 ベルプレーヤー創作時計

2003年 お地蔵さんのからくり時計

お地蔵さんが首を振るカラクリ時計。

ムーブメントはスリーチャイム(3曲)付きのドイツ製です。カラクリを何を使用かと思案していたら趣味で陶器の創作をしている方が今、お地蔵さんが静かなブームだと言う事でカラクリにどうかと勧められ使う事にしました。

最初は頭が前後にガッテンするように製作していたが頭が結構重くてなかなか動かない・・・仕方なしに左右に動くようにしました。

15分毎にチャイムが鳴りお地蔵さんの首(頭)が動く仕掛けです。

 

ヘビとカエル時告げるおっかけっこ
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−−からくり時計25作目−−
時の記念日に合わせて佐藤さんが作ったからくり時計
2002年の新作 創作時計
中国新聞2002年5月28日朝刊に掲載されました。

6月10日は「時の記念日」。福山市山手町の時計修理業佐藤昌三さん(58)は毎年、記念日に合わせて新作の時計作りに挑戦している。今年も「ヘビとカエル」と題したからくり時計を完成させた。
 真ちゅうの時計とからくりの仕掛けを収めるガラスケースは、高さ24センチ幅37センチ奥行き15センチ 何年かたつと赤茶色に鈍い光を放つクワの木をヘビとカエル、フレームに使った。4カ所のネジは、1週間に1度巻く。
15分ごとにチャイム(ウエストミンスター)が鳴り、長針が「12時」を指し示すとからくりが作動。約15センチのヘビが体をくねらせ、まるで仕掛け箱をはうようにカエルを追いかける。

 修理技術を磨こうと時計を作り始めたと言う佐藤さん。25作目になる今年は、仕事の合間を縫って、2月初旬から製作を開始。アメリカからドイツ製の部品を取り寄せるなど手間をかけた新作に「ゼンマイで動く、時計らしい時計が出来た。これからも作り続けたい」と笑顔だった。
2001年の作品「飛行機時計」

飛行機時計は、長年地元で開業されている
片岡内科胃腸科医院の院長先生が無類の飛行機好きで
ずいぶん以前から、依頼を受けていた物をやっと手を付け完成を致しました。

時報のチャイムとともに飛行機のプロペラと、風速計が
回転して、時を知らせるからくり。チャイムも本物の金属板を
ハンマーで叩き、音を出します。良い音です。

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2000年の作品「尺時計」

江戸時代に使われていた尺時計という時計を復元。
江戸時代の職人の気質を探るために、当時と同じ方法で造りました。歯車一つ一つを真ちゅうの板から糸鋸とヤスリで削り出し、一から手作りしました

 


1987年製作
ムーンフェイズ時計
佐藤昌三撮影の月・土星・火星が月齢盤についた、月齢時計です。1ヶ月巻。

1989年製作(非売品)重力時計
時計本体の重量が動力になり、電池もゼンマイもなく動く時計。文字盤の月のクレーターは昌三撮影。

1990年製作
ロミオとジュリエット
掛時計



振り子が動くことによって男の子の頭が左右に動く、そして時報時に女の子のロッキングチェアーが揺れる。

人形は正垣美恵子作。文字盤の七宝焼きは粟根昭二郎作。
ケースはケヤキ材。

 


1991年製作

ピノキオ時計(1991年)
ピノキオのカラクリ時計でピノキオ人形も桑材で昌三作。15分ごとにチャイムに合わせて動く。ケースは桑材。

1992年製作

スケルトン時計
振り子時計の振り子を取って、自作の大きいテンプをつけ、1分間に50振動とゆっくり動く。文字盤は上から見る。ケースは山根寛斉作。

1997年製作

シーソー時計
振り子の代わりに文字盤の上部にシーソーがあり、ゆっくり動く。1ヶ月巻。ケース下部の菊の透かし彫金も昌三作。ケースは桑材。

1998年製作

スリーチャイム時計
チャイムが鳴る15分ごとに女の子がピアノを弾く仕草をする。両手が上下に動き、首(頭)が左右に動く。ケースはガラス張りの桑材。人形は橋姫香月作。