瀬戸観測所でのミニ観望会
|
日時:5月13日 参加者:児玉さん、熊原さん 参加望遠鏡
○マクストフ 15センチ反射望遠鏡 |
![]() |
後藤さんよりあずかっている、ビクセンの10センチフローライト屈折望遠鏡と15センチマクストフの
テストのために、熊原さんといっしょに、福山市瀬戸町の観測所に行きました。
高橋さんは都合でこられなかったのですが、15センチ屈折望遠鏡を貸していただいて火星
を見ました。低空にもかかわらず、揺れる大気の中で大シルチスがくっきりと見えました。
私と後藤さんの10センチフローライト(ビクセン)はクラブのJP赤道儀に同架して比較しました。
どちらも火星の模様がコントラスト良く見えました。天頂のアークトゥルスで星像テストをしてみると、
光軸も良く合っていて、きれいなジフラクションリングが見えました。
対決の結果は後藤さんの10センチの勝ちです。
私のは焦点内外像が縦横に少し楕円になります。
後藤さんのは完璧な同心円です。ペンタックスのOr6mmで見たところ、二本とも
ピントが合った状態では引き締まった点像で、そのまわりをかすかにジフラクションリン
グが取り囲んでいます。斜鏡のスパイダーや中央遮蔽のない屈折望遠鏡のこの美しい星像
は何物にも代え難い物です。
15センチマクストフのテストを始めたときにはちょうど火星に薄雲がかかり、良くわかりません
でしたが、天頂の星像は10センチ屈折より拡散していたものの光軸は良く合っていました。
アストロフィジクスの15センチ屈折とビクセンの10センチ屈折を比較すると、15センチの方は焦点距離が1300ミリあり、
同じ6ミリのアイピースでは10センチの900ミリあまりの焦点距離のものに比べて大きな像が得られ、
火星の模様が楽々と見えます。スケッチが出来そうな大きさです。10センチの方は像が小さい分見にくくなりますが、
色収差が全く感じられない実にすっきりとした視野です。アストロフィジクスはノーマルレンズ3枚玉のスターファイアーで、
これだけ見れば色収差は分かりませんが、10cmフローライトと比較すれば、ちょっとベールがかかったような感じがします。
15センチマクストフは、合焦すると星の中心がピカッと鋭く光ります。しかし10センチフローライト屈折に比べれば、
その3、4倍ぐらいの大きさの星像です。熊原さんやクラブの16センチ反射(タカハシMT160)やセレストロンの20
センチシュミカセ等と対決させればおもしろい結果が出そうです。直焦点にカメラを付けて風景も撮ってみようと思
います。
![]() |
2つの10.2cmフローライト屈折望遠鏡を比較観 望の児玉さん。 |
| 15cmアストロフィジック屈折望遠鏡(熊原さん) | |
![]() |
|
| 15cmマクストフ反射望遠鏡 |
熊原さん
5月13日はじめて瀬戸観測所にいってきました
児玉さんの4WDで腰のあたりまで丈のある雑草を踏みしめながら観測所に向かいました
車をとめ「ドームです」といわれるほうを見ると鞆の町明かりを背景に2.5メートルと3メートルの2基の
ドームがぼんやり浮かび上がってました。この時点で私はすっかり感激してました
休憩所に案内して貰い中を覗くと 天文関係の本がびっしり、屈折望遠鏡や25センチドブソニアン
写真の引き伸ばし機など児玉さんの趣味のアイテムがどっさりありました。
「捨てきれない物が置いてあるんです」と少し下がった目で話されてました
児玉さんのおもちゃ箱なんだなー思いました
今回の比較観望会ですが後藤さんが所有の自称「光軸の合わないFL−102」と「星像が点にならないALTER-T」
を児玉さんのFL−102と高橋さんのアストロフィジックス15センチ屈折とを比較してみようという事で行われたものです
まず児玉さんのドームでFL−102同志を比較するため2本を同架させました。
後藤さんのFL−102は傷ひとつ付いてない綺麗な鏡筒でした。
接眼部には乾燥剤がフィルムケースに入れてありフードカバーには49径フィルターが取り付けできるように細工してありました
大事に使われてたのだと一目でわかる望遠鏡でした
児玉さんのFL−102は何度も海外遠征に持って行き素晴らしい写真を撮ってきた実績のある望遠鏡です
さっそく天頂付近のアルクトゥールスを視野に入れ焦点内外像のジフラクションリングの形を見てみました
綺麗に同心円で広がっていきリングの偏りもありません 「綺麗に見ますよこれ光軸合ってますよ」と児玉さん
私も素人ながらそう思いました
児玉さんのFL−102も やや楕円形でしたが綺麗なリングを描いていました
次に高橋さんのドームで15センチ対決する予定でしたが火星がやや高度を上げてきたのでとりあえず
アストロフィジックス15センチ屈折で火星をみてみようということになりました
めらめらとゆれる感じはありましたがはっきりと大シルチスは確認できました
レンズはセミアポクロマートということでしたが私の目では色収差も感じられずコントラストも高く非常に見やすかったです
もう一度児玉さんのドームに戻り後藤さんのFL102で火星を見てみました。
コントラストが高くシーイングのゆれが少ない ずっと覗いていたかったです 観測場所や時間
シーイングの影響の違いがあるでしょうが私のMT−160は完全に負けてました ガックン
ここで児玉さんの望遠鏡をおろし 惑星観望専用機ALTER-Tを載せました
マクストフカセグレンの火星像を楽しみにしてたのですが あいにく薄雲が掛かり始めていました
雲の切れ間に見てみたのですが 屈折にくらべコントラストがやや落ちるようです
完全に火星が隠れたので 天頂に向け星像の比較をすると・・・・あらっ点にならない
3つくらいの光球がいじいじ動き回ってる感じでした 素人考えですがドーム内に2人入っているし
鏡が馴染んでないのかなーと思ったのですがどうでしょうか?光軸については「良くあってるよ」ということでした
片づけをして午前1時過ぎに解散しました
市内から車で15分程度でこれだけ星の数がちがう場所があるんだなー思い 双眼鏡
もデジカメも持ってこなかったことを後悔しながら瀬戸観測所を後にしました
最後に 仕事でお疲れだった児玉さん、望遠鏡を貸してくださった後藤さん、ドームを使わせて下さった高橋さん。
比較観望会に誘っていただき本当にありがとうございました。楽しい夜でした