リニア彗星(C/2002 T7) つる仙人
2004年4月18日、早朝のリニア彗星(C/2002 T7)の写真です。
やはり小さいですが、短い尾があったようです。眼視ではまったく
確認できませんでした。
この時間の地平高度は約5度でした。
撮影記録:
2004年4月18日 4時28分より1分露出
ペンタックスSDUFU(400mmF4)にビクセンVX-1カメラ
フジカラースペリアビーナス400
仙養ケ原で撮影
リニア彗星(C/2002 T7) つる仙人
4/24早朝のリニア彗星です。4/23に近日点を通過した後なので、かなり期待したのですが、低空ということでやはりうまく写りません。
しかし、日の出1時間前の高度が約8度まで高くなってきましたので、望遠鏡では見やすくなりました。
肝心の光度は3等台に入ってると思います。中央集光は非常に強く、7×50の双眼鏡では、普通の恒星に見えます。
SDUFUの16倍では、短いながら尾もわかりました。核はきらきらと輝いています。
撮影記録:
2004年4月24日 4時26分より90秒露出
ペンタックスSDUFU(400mmF4)にビクセンVX-1カメラ
フジカラースペリアビーナス400
豊田郡安浦町で撮影
リニア彗星(C/2002 T7) つる仙人
4/29早朝のリニア彗星の写真です。
日の出1時間前でも、やはり低空で10°ありません。
低空を強調するために適当な小枝だったので、構図に取り入れた
のですが、そのため、肝心の尾が切れてしまいました。
正直言って、このように淡いながら尾が伸びているとは眼視では
気がつきませんでした。きっとオーストラリアでは、しっかり見える
のだろうと思います。
撮影記録:
2004年4月29日 4時6分より30秒露出
ペンタックスSDUFUとビクセンVX−1カメラの直焦点撮影
フジカラースペリアビーナス400
仙養ケ原にて撮影