麻田記念天体観測所のスライディング・ルーフは、「アストロクラブふくやま」の最長老である麻田四郎氏の寄付を基に、仙養ヶ原観測所会員が手作りで、1996年に完成したものです。 広さは2.7mX5.4m、2基の赤道儀が設置できます。主砲はこれも麻田氏より提供されたタカハシの口径25cm反射望遠鏡(MT-250)。赤道儀はペンタックスのMS-5です。観望用には、クラブの口径35cmドブソニアンも利用しています 観測所は広島県神石郡仙養ヶ原・標高700mの見晴らしの良い場所にあります。土地は村上浩一さんが見つけ、地主の赤木さんの理解を得て使用させていただいています。スライディング・ルーフの横には、会員が共同出資して建てた6畳のプレハブ小屋があり、この中でお茶を飲んだり、仮眠したり、暖をとったりできます。 仙養ヶ原観測所会員は次の通りです:麻田四郎(名誉会員)、高橋忠義、田曽昌三、森山豊、村上浩一、森川和彦、的場英夫、金尾弘之、後藤智典、大橋敏子、東孝行、横山郁弘、児玉英夫。 |
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完成した麻田記念天体観測所天体観測所の工夫(1996年11月)
新たに麻田氏から寄贈される15センチ屈折赤道儀(2000年9月)
いよいよ麻田邸に15センチ屈折を引き取りに行ってきました(2000年11月)
2001年の状況 児玉さんが昼間現地に行き、状況を調べてきました。(2001年5月)
麻田記念天体観測所パノラマ