2022写真展~月特集~@ローズコム(9.2-11)

9月といえば、十五夜、中秋の名月、お月見!

そこで、アストロクラブふくやま会員による「月特集」写真展を企画しました。

見学無料です。ぜひお立ち寄り下さい。


とき :2022年9月2日(金) ~ 11日(日)

   午前9時~午後10時まで(最終日、午後5時まで)

   最終日は早めに終了します。お早めにお越しください。

ところ:まなびの館ローズコム 1階エントランスホール

    (福山市中央図書館:福山市霞町1-10-1)

主催:アストロクラブふくやま

後援:福山市

協賛:「黄道光の会」

   「子どもが科学に親しむ場を創る会」

※《写真展関連行事》

【協賛展示】福山市中央図書館(天文・月特設コーナー)

【展示説明】9月 3日(土)午後2時~3時 アマチュア天文家(田曽さん、佐藤さん)による展示説明を予定しています。

【観望会】 9月 3日(土)午後6時半から午後9時ごろ 上弦の月&土星 観望会 (雲天のため中止)@中央公園(中央図書館前)

《みなさん各自のお近くで^^》9月10日(土)十五夜 観望会(雨天中止)?※アストロクラブふくやまでは観望会を実施しません。

※「十五夜」とは、旧暦8月15日の夜のこと。2022年の十五夜は、9月10日土曜日です!


【詳細】

天体写真展と天体観望会のご案内

市民の皆様に、天体の素晴らしさを紹介するため、下記の通り、天体写真展と天体観望会を実施します。「アストロクラブふくやま」は、平成元年に結成された、アマチュア天文愛好家のグループで、30年以上にわたって、天文活動をおこなってきました。現在会員は75名です。

天体写真展

 期間:2022年9月2日(金)から9月11日(日)まで。午前9時~午後10時(最終日は午後5時まで)

 場所:学びの館ローズコム、エントランスホール

 内容

 1.直径2.5メートルの大月面図と月に関する様々な情報(製作:田曽昌三)

 2.月面名所巡り(10枚組写真)(撮影:佐藤昌三)

 3.月食、月の満ち欠け、月面を通過する国際宇宙ステーションなど、会員による、月の写真。

 4.会員による、惑星、星雲、星団などの天体写真。

天体写真展説明会

 1.2022年9月3日(土)午後2時00分~佐藤昌三(月面名所巡り)

 元クラブ会長の佐藤昌三は、月面撮影では日本の第1人者の一人で、著書もあります。

 2.2022年9月3日(土)午後2時30分~ 田曽昌三(大月面図と月面情報)

 直径2.5メートルの大月面図は、1冊の月面図を、著者のすすめにより月面図に合成したもの。また、長年にわたる月面観察の成果も説明します。

月面・惑星観望会(雲天のため中止)

 日時:2022年9月3日(土)午後6時30分~午後9時00分

 場所:福山市中央公園、ローズコム前の芝生広場にて

 内容:上弦前の月面を望遠鏡で観察します。欠け際のクレーターが良く見えます。スマホのカメラを望遠鏡の接眼部に当てて、クレーターを撮影できます。また、土星の環や、遅い時間には、木星とその衛星も見えます。

主催:アストロクラブふくやま

後援:福山市

協賛:黄道光の会 子どもが科学に親しむ場を創る会


佐藤昌三(前会長)の天体写真展(2022年9月3日)での挨拶。

(佐藤昌三氏は、アストロクラブふくやま会長を、創立の1989年から、2022年3月まで、33年間にわたって務められました。)。

私は1974年から月の写真を撮り始めました。

当時、勤めていた時計店の息子さんが、お父さん(社長)に天体望遠鏡を買ってもらい観望していました。中学生だったと思います。ある日、月齢10くらいの月を観望していて、見せてもらいました、生まれて初めて天体望遠鏡で月を見たのです。とても、美しくて感動しました。31歳で初めて拡大して月面を見たのです。 それからすぐ天体望遠鏡を買い、晴れていたら毎日、月を撮りました。当時の望遠鏡はビクセン屈折鏡(8センチアクロマート)で赤道儀一式とカメラアダプターで合計75000円くらいでした。当時の給料の3か月分です。そのころカメラ雑誌(日本カメラ)を愛読していていました。

ある日、そのカメラ雑誌に月の写真が載ったのです。撮影者は五藤光学研究所の社員である太田健太郎さんでした。望遠鏡は五藤光学研究所の15センチ屈折望遠鏡でした。当時のものですからアクロマートだと思います。上弦の月全体と拡大撮影したものでした。当時としては、素晴らしい月で、とても感動しました。

私もビクセンの8センチ屈折望遠鏡で晴れたら毎日撮影しました。しかし、なかなか入選しません。当時の天文雑誌の印刷技術が非常に悪く、元の写真より相当シャープさが落ちていたのに、それを基準に考えていたのが間違いでした。それと、選んだ望遠鏡が悪かったのです。

のちにタカハシというメーカーが良いことがわかり何台もタカハシ製を購入しました。
1年くらいは雑誌への入選がありませんでした。当時、自宅に暗室を持っていて撮影した月の写真を現像していました。

初入選は天文と気象で1975年7号でした。望遠鏡はタカハシ屈折望遠鏡6.5センチのセミアポでした。

それから望遠鏡をグレードアップしていきながら、入選回数も増えていき、1980年代に入ると毎月のように入選していました。1990年代のころはカラー写真も現像していました。

それから、すこしブランクがあり2003年に火星大接近がありましたが、そのころCCDカメラが登場するのです。倉吉市の松本博久さんに山手公民館まで来てもらいCCDカメラの実演をしてもらいました。私を含むアストロクラブの会員も大勢CCDカメラを購入しました。皆さんが今までにないような素晴らしい動画を撮られました。

クラブのHPに載っているので今でも見ることができます。いまではCMOSカメラに代わりました。ここに展示している写真は 、全部シーモスカメラで撮って1枚の写真に仕上げたものです。


【お月見ライブ】中秋の名月×満月 “1年で最も美しい”レアな景色を一緒に見よう! #TBS映像取材部 | TBS NEWS DIG (2022年9月10日)

【お月見団子】


【アルテミス計画】


【お月見折り紙】

2022年8月3日(水)夜は、ISSきぼうを見よう!

 2022年8月3日(水)は西日本では晴れていれば、20:11頃から、北西から月の近くを通って?南東の空に向かって、ISSきぼうの通過が肉眼で観察できます。アマチュア無線 437.800 MHzが受信できる受信機があれば、ISSからの電波もキャッチできるかもしれません。親子で空を眺めてみては?

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